「経営情報システム」の受験対策

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目次

中小企業診断士受験対策講座の講師をします

今年度も大分県中小企業診断士協会と「資格の大原」さんが連携して、中小企業診断士試験の1次試験受験対策講座が開催されています。

10月から講座がスタートして、現在は「企業経営理論」の講座が進行しています。

今年度の受験対策講座では「経営情報システム」の講座を担当します。

昨年までは「経済学・経済政策」を担当していたので、元システムエンジニアとしては専門分野に戻ってきたという感じがします。

講師

「経営情報システム」とは

「経営情報システム」の科目概要について紹介しておきます。

「経営情報システム」ということで、情報システムに関する基本的な知識について出題されます。

コンピュータや情報通信技術の進歩と普及によって、経営のあらゆる場面で情報システムの活用が必要となっています。

中小企業診断士としては、情報システムを活用して経営の高度化を図る中小企業の支援をするために基礎的な知識が求められます。

大きく分けると次の2つの分野に分けられます。

  1. 情報通信技術に関する基礎的知識
  2. 経営情報管理

情報通信技術に関する基礎的知識

情報通信技術に関する基礎的知識のところでは、情報処理に関する基礎的な知識に関する問題が出題されます。

ハードウェアやソフトウェアなどのコンピュータに関する基礎的な知識から、データベースや通信ネットワークなど、コンピュータの基礎的な知識が問われます。

この分野は完全に記憶問題なので、いかに効率的に覚えていくかが重要になります。

経営情報管理

経営情報管理では、企業の経営における情報システムに活用に関する知識が問われます。

ここでは、情報システムの設計や開発の手法や運用管理に関する問題が出されます。

この分野では、運用管理に関するところで情報セキュリティに関する問題も出てきます。

今後の企業経営においてITの活用は避けて通れません。

経営戦略策定における情報システム活用を考えていく上で必要な知識をここで整理していくことになります。

IT活用

学習のポイント

経営情報システムは基本的に記憶問題なので、いかに効率的に記憶するかがポイントになります。

一方で、情報セキュリティに関する問題や、AI、ビックデータなど最新の技術に関する問題など、テキスト・参考書には出てこないところからも出題されてきます。

ハードウェアやソフトウェアなどの基本的な知識問題を押さえつつ、最新の情報も仕入れていく必要があります。

基本的に記憶してしまえば済む領域ですが、1次試験の出題は会話形式にしていたりして、単純に知識を問うような出し方ではないので、そこに慣れていく必要があります。

出題の仕方に慣れるためには、過去問を解いて慣れるしかありません。

まとめ

「企業経営システム」は、まず基礎的な知識を記憶してしまい、その知識を使って出題内容を解くようにします。

コンピュータの基本的な知識から、企業経営における情報システムの活用法について学んでいきます。

確実に合格水準である60点をとれるように、最低限でも40点をとれるように準備していきましょう。

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