情報セキュリティ10大脅威:ランサムウェアによる被害と対策について知ろう
3月も終盤になりました。
とは言え、寒い日が続いたかと思えば梅雨時のような雨が降り続いたりして、あまり春っぽくない天気が続いています。
こういう時期は体調管理に気をつけていきたいところですね!
今回は、情報セキュリティ10大脅威2024の組織編第1位「ランサムウェアによる被害」について取り上げます。
ランサムウェアとは
ランサムウェアは、コンピュータ上の重要なファイルやデータを暗号化し、復号と引き換えに身代金を要求するマルウェアです。
一度感染すると、ファイルが暗号化され、復号化するために金銭を支払うことを要求・指示した文書や画面が表示されます。
感染経路は主にリモート環境の脆弱性、メールの添付ファイルなどが挙げられます。
ランサムウェアの被害
ランサムウェアに感染すると、データが暗号化され、復号化するための身代金が要求されます。
被害は大企業はもちろん、セキュリティが堅牢ではない中小企業にも広がっており、業種や規模を問わず脅威にさらされています。
最近では、ランサムウェア攻撃者が標的を狙ってメールやWebサイトを改ざんし、感染を招く手法が増えています。
感染すると、個人情報や機密情報が抜き取られた上、アクセスできなくなります。
そのうえ、サーバの暗号化などが行われるため、多くの組織では社内ネットワークインフラが使えず、最悪の場合、稼働停止などに追い込まれる恐れがあります。
ランサムウェア被害の具体的な事例
以下は、国内外で発生したランサムウェア被害の一部です。
- 株式会社日立製作所: ランサムウェアによる大規模な被害を受けました。
- 宇陀市立病院: 患者情報が流出する事件が発生しました。
- ホンダ自動車: 工場の稼働が停止する事例が報告されています。
- 株式会社カプコン: 個人情報が流出した事件が発生しました。
ランサムウェア感染時の対応
ランサムウェアに感染した場合、以下の対応が必要です。
- 感染した機器をオフラインにする: 感染を広げないようにするために、感染した機器をネットワークから切断します。
- 専門家との提携・調査を検討する: フォレンジック調査など専門家の協力を得て、被害の詳細を調査します。
- 感染源の特定: 攻撃の経路や感染源を特定し、再発防止策を検討します。
- 報告と予防策の実施: 事件を適切に報告し、セキュリティ対策を強化します。
ランサムウェアは深刻な被害をもたらす脅威です。
中小企業経営者はセキュリティ対策を強化し、専門家の協力を得ることをおすすめします。
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