ITの活用や「DX」に取り組むということ
早くも4月下旬に差し掛かってきました。
天気予報ではこの週末から来週初めにかけて少し気温が下がりそうですが、この数日は日中の最高気温が25℃近くまで上がってきているので、「初夏」っていう感じになってきました。
さて、今回は久しぶりに勤務予定に関する話だけでなく、IT活用とかDXに対する支援について書いていきたいと思います。
とある相談にて
今回書こうと思ったきっかけは、DXに取り組みたいとお考えの企業幹部の方とお話しした時のある言葉に引っかかるところがあったからです。
その方は「アナログな営業活動をデジタル化して業務効率化を図りたいが、”業務効率化”というと”リストラ”のイメージで年配従業員の抵抗が予想される。そのような事態を避けるため新規事業に取り組み、その中で営業活動のデジタル化を進めていきたい。そのための新規事業を一緒に考えてもらいたい」とのことでした。
その話を聞いて、「営業DXに取り組むために新規事業をしたい」という印象を受けました。しかもその新規事業については自分の中にアイデアがない状態のようでした。
大事なのは目指す将来像
よく言われることですが、ITツールは事業経営のためのツールのひとつでしかありません。
「DXに取り組みたいから新規事業に取り組む」
ではなく
「新規事業に取り組むためにDXの取り組みが必要」
となるはずではないかと思います。
大事なのは、将来企業として「どのような企業をめざすのか」「どのような事業を行っていきたいのか」です。
そこに向けて進んでいくために、どのような取り組みやツールが必要なのかを考えていくことになります。
その話をされた方には、「DXは一旦横に置いて、将来どのような企業をめざすのか」を一緒に考えていきましょうとお伝えしました。
企業として「何をしたいか」「どうありたいか」がはっきりしてきた先に、どのようなITツールを選ぶのか、どのようにして事業を変革していくのかがあるのだと思います。
今年も「湧く沸くDXおおいた」があるようです
大分県内の事業者を対象に「DX」に向けた取組みを支援する「湧く沸くDXおおいた」が、今年も第2期として実施されるようです。
当社(合同会社白眉コンサルティング)は、今回も昨年に引き続き「コンサルティング・パートナー」として参加予定です。
「DX」に取り組んでみたいけど、「DXってよくわからない」「何から始めればよいかわからない」という方は、一緒に考えていきましょう!
お問合せ、お待ちしております!!
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