経営者・事業主は健康第一で

医師の画像

もうそろそろ1か月ほど経とうとしていますが、4月末から5月初めにかけて入院して、おそらく人生初めての「手術」を受けてきました。

その経過やその時に感じたことを記録しておきたいと思います。

目次

経過を振り返る

きっかけは健康診断

健康診断書のイメージ画像
健康診断書

そもそも今回手術を受けるきっかけとなったのは、昨年秋10月に受けた健康診断で指摘を受けたことからでした。もともと数年前から「胆石の疑い」で「要経過観察」との指摘を受けていたのですが、今回は状態が悪化していたようで「要精密検査」となっていました。

その精密検査は12月初めに受けました。CTスキャンを撮ったり採血検査をしたりして、消化器内科の先生に診断を受けました。その結果「慢性胆嚢炎」で放っておくとガンに進行する可能性があるので、早めに消化器外科で相談するように言われました。

その話を受けて消化器外科を受診したのが12月25日のクリスマス。健康診断で実施した腹部エコーやCT画像見ながら状況の説明を受け、早めに胆嚢を取ってしまった方が良いと勧められました。その一方で、10月に健康診断を受けた後2か月ほど経っていても具体的な症状が出ていないため、悪性の疾患ではないだろうと説明されて少し安心したのを覚えています。

その時に迷ったのは手術を受ける時期のことです。手術は内視鏡手術なので早ければ手術後3日ほどで退院できるといわれたのですが、当時は週2日のペースで大分⇔日田を車で往復していたのと、3月末に引っ越しの予定が入っていたので、どの時期が良いのか少し迷いました。早めにやるのであれば、年明けの1月に・・・とも思ったのですが、体調的にもそこまで急いでやらなくてもよさそうだったので、4月末のゴールデンウイーク時期にすることにしました。

手術時期と新型コロナの流行

日常的に何か問題となるような症状はほとんどない状態でしたが、ごくたまにひどい腹痛で動くのもしんどいという日もありました。それでも飲むヨーグルトを毎日飲むなどして「腸内環境を整える」ことを意識していたら、本当にお腹に関しては問題なく過ごせました。

しかし、手術予定時期が近づくにつれて問題になったのは、「新型コロナの影響」でした。私の住む大分市でも4月中旬くらいまではポツポツと感染者が出ており、TVや新聞でも「急ぎではない外科手術は控えて」という報道がされていたので、家族にも手術延期を勧められたりもしていました。それでも仕事に影響の少ない連休時期に終わらせてしまいたかったので、手術に踏み切りました。

入院して

手術は4月30日だったので、入院はその前日の29日でした。コロナの感染症対策のため、見舞いや付き添いの人に制限があったので、自分ひとりでタクシーに乗って入院しました。

手術は30日の朝10時から。手術前のヘソの掃除がなかなか大変でした。手術は2時間の予定でしたが1時間半ほどで終わったようです。手術後は翌5月1日の朝までベッドで安静。することがないので2時間ほど寝て、起きたら2時間ほどぼーっとしてを繰り返していました。

手術後の経過は順調で、事前の手術説明で聞いていたように術後3日目で退院することとなりました。病院からの帰りも一人でタクシー乗って帰りました。

入院・手術の感想

今回初めて入院して外科的手術を受けたわけですが、本当に手術後3日で退院できたので良かったです。ゴールデンウイークは完全に休めたわけではなく、市役所で手続きをしに行ったりして少しずつ仕事もしましたが、時期的にもちょうどよかったのかなと思います。特に今年は新型コロナの影響で人の動きも少なく、静かにゆっくりできたと思います。

そして、やはり一個人事業主としては、「健康第一」でやっていかなければならないということを痛感しました。今回手術を受けることになった「胆嚢」に関しては、独立前の会社員時代に受けた健康診断の時から問題を指摘されていたところで、今回たまたま手術を受けることになったものですが、個人事業主は入院で仕事が止まればその分収入が減ることになりますし、取引先にも迷惑をかけることになってしまいます。そういったことを考えると、改めて日常の健康管理が大切であることを痛感しました。また、新型コロナの影響で「手洗い」「手指消毒」の重要性が強く言われています。そのおかげといっては何ですが、自分も含めて家族も風邪やインフルエンザにかかることもなく、健康に過ごせています。「ピンチをチャンスに」ではないですが、ふとしたことから生活を見直し、良い方向に持っていくことができる良い例なのではないかと思います。

というわけで、今後も「健康第一」で仕事に頑張っていきたいと思います!

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