創業準備において、なくても何とかなるけど準備しておいた方がよいもの

飲食店内部の写真

目次

久々に更新します

全くもって自分のサイトの更新に手がつかず数か月がたってしまいました(;´Д`)

早くも8月が終わろうとしていますが、この4月から「日田市ビジネスサポートセンター」での勤務が始まり、大分市⇔日田市を週3回往復しています。

4月末に納車になった新車の「アクセラ」ですが、順調に大分・日田間を爆走しており、走行距離は1万2000kmを突破しています。月間約3000km。10万キロくらいあっちゅう間に行きそうな勢いです。

さてさて、今回は最近の創業支援を通じて感じたことを書いていきたいと思います。

「ないない」の状態で飲食店を開業できるのか!?

最近よく担当する相談が飲食業での創業相談で、「自己資金なし」「業界経験なし」という方からの相談です。

業界経験についてより厳密に言えば、「バイト」で1年~1年半くらいはあるけど・・・というパターンです。

「自己資金はない」(あっても10万円くらい)から、『当然』資金調達は銀行からの借り入れで賄おうというわけです。

相談に来られた方は、「家族や親族、知人に迷惑をかけたくない」から『借り入れ』してでもやりたいというのです。

というわけでタイトルにある「あった方がよいもの」は、「自己資金」であり「業界経験」です。

相談のイメージ

当然開業できないこともないですが。

当然ながら、「自己資金なし」「業界経験なし」という方でも飲食店を始められないわけではないです。

但し、融資の審査の壁は結構高いということを覚悟しておいた方がいいかもしれません。

融資を申し込む金融機関によって審査の仕方等が違ってくるので、一概には言えないかもしれませんが、「自己資金あり」「業界経験あり」より当然厳しい目にさらされます。

特に飲食業界は、その始めやすさから競争が激しく、開業後2年で約半分が撤退する厳しい業界ですから、金融機関の方も融資した資金が回収できなくなるリスクは避けようとするものです。

特に飲食業に限った話ではないですが、当然「自己資金」はないよりあった方がいいに決まっています。

もし仮に金融機関からの融資を受けて始めた事業が失敗に終わってしまった場合、借金の返済だけが残ることになります。

その時に自己資金の準備があれば、借金返済の負担を軽くすることができます。もし融資なし・自己資金のみで始められたら、自分のおカネを失っただけで済みます。

「業界経験」は、日々の状況判断をしていく上で重要な要因となりますし、その業界にいたことで繋がった人脈などを活かすことができます。

おカネのイメージ

「ないない」を脱するには?

もし、自分に「業界経験」がないのであれば、共同経営者や従業員などの形で業界経験者に手伝ってもらうのもよいかと思います。

「自己資金」についても、家族・親族を中心に支援を仰げそうな人に相談することを勧めます。

「業界経験」でも「自己資金」でも、自分の身の回りに支援してくれそうな人がいないのであれば、数年かかってでも飲食業界で働くことで経験を積みながらおカネをためていくべきだと思います。

飲食業界での経験がない人のビジネスプランはどうしても「自分がこうしたい」という想いが中心となってしまいます。

もちろん「自分がやりたいこと」を明確にすることは重要ですが、それ以上に「お客さんが求めているモノ」についてもよく見極める必要があります。

そのような「顧客ニーズ」をとらえるためにも、自分で一定期間働きながら資金をためるのは意義があるのです。

最後に

私の仕事は『「創業したい」と考えている人が「創業」にたどり着き、事業を成功につなげていくところのお手伝い』であると思います。

ただ、『事業は始めたいけど資金は金融機関から借りれば何とかなるだろう』くらいの準備しかできていないのであれば、適切な準備が整うまで時間をかけても良いと思います。

「自己資金なし」「業界未経験」からの飲食創業なのであれば、じっくり時間をかけて準備をしていきましょう。

それでも構わないという方に対しては、じっくり腰を据えて支援させていただきます。

ステップアップ
一歩ずつ着実に・・・

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